発表会衣装の選び方【子供キッズフォーマルコーデドレススーツなど】
発表会は、日ごろコツコツと練習を重ねてきた成果を発表する大舞台。
普段なかなか着ることのない、素敵な衣装を楽しみにしている、お子さまも多いのではないでしょうか。
しかし、気に入ったものに限ってサイズが売り切れ!再入荷の時期が未定!なことがよくあります。
ステージにあがり、着慣れていないものを着用していると、演奏、そして気持ちに影響するこがありますので、
衣装はできるだけ早く揃えて着用し、演奏だけではなく、歩く練習やお辞儀の練習もすることが大切です。
ここでは、思い出に残る発表会にするための衣装選びのポイントをいくつかご紹介いたしますので、是非ご参考になさってください☆
ピアノの発表会
大切なのは弾く時の着心地
衣装を選ぶ際に一番大切なのは、心地よくピアノが弾けるということ。
デザインが気に入った物でも、ピアノを弾いた時に腕が動かしづらかったり、
着崩れてしまうような服では、演奏にも影響が出てしまいます。
本番前に必ず一度は、アクセサリーを含めた全ての衣装を身につけ、練習してみましょう。
実際にピアノを弾いてみなければ気がつかないことが、意外にあるものです。
チェックしたい点
- 腕周りが窮屈
- 肩ひもが落ちる
- 羽織りものがずれる
- リボンがほどける
- アクセサリーが気になってしまわないか
- お辞儀をした時の胸元の見え方
- 椅子に座った時のスカートの丈の長さ
首、腕まわりが窮屈すぎないもの
伸縮する素材なら良いですが、そうでない場合、全くの余裕がないピッタリしすぎる服は腕の動きに制限が出来て演奏しづらいです。
背中がキツめなのも同様、動きにくいのでご注意を。
女の子のドレスの場合、パニエつきの物やパニエを別途用意して着用する場合もあると思いますが、
素材によっては、ゴワゴワして使えなかったということもありますので、素材選びには気をつけましょう。
座り易さを考えるとソフト素材のパニエがおススメです。
また、長袖ドレスは袖口に姫袖などの飾りがついているものが多く、演奏の邪魔になりますのでやめましょう。
襟ぐりの深いドレスを選ぶ場合は、お辞儀をした時に胸元が気にならないように、インナーを着た方が良いでしょう。
ツヤのある素材の場合は座り方に気をつける
ほとんどのドレスの場合生地がツルっとしています。
足台に足を乗せる小さなお子様であれば問題ありませんが、
ペダルを踏む方、特にやっと背丈が伸びて足が届くようになった方は気をつけてください。
大人ほど身長がないので、浅く座っての演奏になりますから滑りやすいです。
座ったときにスカート部分がぴったりした状態で座ったほうが良いか、
お尻のほうに少し生地に余裕を持たせて座ったほうがしっくりいくか、
色々と試してみてください。
スカートの丈に注意!
ピアノの発表会では座って演奏する姿、椅子に座ったり立ち上がったりする姿が客席から丸見えです。
また、演奏中の足も見られていますので、ミニスカートはおすすめできません。
小学生まではひざ丈~ふくらはぎが多く、中学生や高校生の場合はドレスであればロングが多いのですが、
ワンピースであれば制服と同じくらいのひざ丈が演奏しやすいでしょう。
曲の雰囲気に合った衣装で演出効果を狙う!
演奏会は曲の雰囲気にあった衣装を着るのも効果的な演出のひとつです☆
タイトルに「水」が入った曲を演奏する時はブルー系の服、森をイメージを演奏する時は緑系の服など、
衣装と音楽の印象が合っていると、演奏がぐっと引き立ちます。
具体的にイメージが湧きにくい曲も、曲に合う装いでイメージがふくらむこともあります。
また、本格的なコンサートホールの演奏会では、普段滅多に着る機会のないロングドレスを着る絶好の機会です!
「演奏が下手だから、衣装だけ立派なのは恥ずかしい・・・」とは思わず、
ステージの広さに負けない、華やかな衣装を身に着けてお子さまを奮い立たせるのもアリです。笑
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羽織りものなど、替えを準備
発表会の女の子のドレスやワンピースは、ノースリープや袖の短いものを選ぶことが多いです。舞台は照明で暑いくらいになります。
ですが、控室や廊下などにいると寒くなってしまうこともありますので、上からさらっと羽織れるボレロやカーディガンなどを用意しておくと便利です。
また、自分の出番が終了したら、お友達と走り回っていた・・ということも多々ありますので、普段の靴を用意しておいても良いでしょう。
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靴を履いてペダルをチェック
毎日自宅で練習している時は、素足や靴下、スリッパを履いてペダルを踏んでいますが、当然のことながら発表会の時には靴を履いています。
ヒールの高さや靴底の素材によってはペダルが踏みづらかったり、いつもと同じ感覚で踏みかえられず、演奏に影響が出てしまうことがあります。
発表会で使う靴が決まったら、本番中にあわてることのないよう、履いて練習しペダルの踏みにくさなどを確認し、
靴による当日のトラブルを防ぎましょう。
素敵な衣装を選んでも靴が大きめだと、壇上でパカパカと響くので、靴はジャストサイズを用意してあげることが大切です。
靴は、ペダルを踏む感覚が足裏に伝わりやすいようなものを選ぶとよいでしょう。
靴の先は広めで、ペダルを掴みやすいものがおすすめです。
ヒールの高い靴を履く方も多いと思いますが、かかとの高さが適切に合っていて、滑りにくいものであれば問題ないようです。
ただ見栄えとして、高いヒールを履いて「膝が上がる」と、足が綺麗に見えないという説もあります。
一般的に太めのヒールのほうが演奏時に安定感は増すでしょう。発表会やリサイタルでは、衣装とのコーディネイトも大切な要素となります。
また、エレクトーンの発表会では靴に少しキラキラものをつけるのもオススメです。足でペダルを踏むたびに、キラキラが綺麗で目立ちます。
汚れた靴はNG
汚れた靴を履いてピアノを演奏してしまっては、グランドピアノのペダルやステップが汚れます。靴は綺麗なものを選ぶのがマナーです。
普段履きで舞台にあがるのはやめましょう。
自宅で発表会当日の衣装と靴を着用して演奏する練習をしておくと、慣れない靴でも当日落ち着いて演奏できます。
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ヘアスタイル
横顔を隠さない
女の子の場合ピアノを弾いている時に、サイドの髪が落ちてきて、お客さんからお顔が見えなくなってしまうことがあります。
顔が隠れないように、サイドの髪が落ちて来ない工夫を心がけましょう。
ヘア・アレンジで魅せる
客席の視線が注がれるせっかくのこの機会。邪魔にならないようにただ髪を留めるだけでなく、思い切って少し華やかなヘア・アレンジにも挑戦することが出来ます☆
ヘアアレンジが決まったら、衣装と同じように、普段の練習時にヘア・アレンジをしてピアノを弾いてみて、髪が気になったり崩れてこないかチェックすることを忘れずに!
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ヴァイオリンの発表会では
肩から首にかけて、ドレスに装飾品がついていると、弾きにくいことがあります。
ヴァイオリン衣装は、胸元~肩~首周りはシンプルなデザインの衣装をお勧めいたします。
袖がないということで、腕、脇がしめつけられず、楽に演奏できるようです。
これはピアノの演奏にも共通して言えることかと思います。
また、ドレスにビーズやスパンコールがついていると、楽器を傷つけてしまう恐れがあるので要注意です。
大きなネックレスも、演奏しにくいので避けた方が良いでしょう。
アクセサリーをつけるなら、頭か腰元が良いでしょう。
発表会衣装については、お子さまとも先生ともご相談されながら失敗の無い衣装選びをしていただきたいと思います。
発表会にむけて衣装をばっちりそろえたら、あとは本番のステージを迎えるのみ!
お子さま日頃の成果を発揮できるよう、「楽しんでおいで!」と笑顔で送り出してあげてくださいね!